「ノー部活デー」を導入 県内の公立中学、高校 第3日曜日、一斉に

「ノー部活デー」を導入 県内の公立中学、高校 第3日曜日、一斉に



「ノー部活デー」を導入 県内の公立中学、高校 第3日曜日、一斉に

県教育委員会は、部活動の負担が生徒、教職員ともに重くなっているとして、今月から毎月第3日曜日を県内一斉の「ノー部活動デー」に設定した。公立の中学、高校に8月末、実施を通知。オンとオフの切り替えを促し技能向上につなげるほか、休むことで心身の負担を和らげ、スポーツ障害の予防にも役立てる。

一斉の休養日設定は初めて。体育部だけでなく文化部も対象とした。県教委はこれまでも、国が示した目安を踏まえ中学校に週2日以上、高校に週1日以上の休養日を設定するよう呼び掛けていたが、現場には浸透せず、十分に守られていないのが実情だった。

スポーツ庁の昨年度の調査によると、県内の公立中のうち、週2日以上の休養日を設けている運動部は3・3%にとどまっていた。同県の調査では、県立高の64%の運動部が休養日を週1日設定していたが、残りは不定期だったり、回数が少なかったりした。同県教委は2021年度までに100%を目指す。

スポーツの全国大会常連の強豪校の中には、完全休養日を設けることで生活にメリハリが生まれてけがが減り、集中力が高まってより好成績を出せるようになった事例があるという。

文部科学省とスポーツ庁は今年1月、中学校や高校の部活動について適切に休養日を設けるよう、全国の教育委員会などに通知している。指導する教職員の長時間勤務を是正する狙いもある。

=2017/09/13付 西日本新聞朝刊=




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