“斬新”かんころ餅包装紙 – 長崎新聞



岡本さん(左)ら学生が手掛けた包装紙と真鳥餅店のかんころ餅=五島市
岡本さん(左)ら学生が手掛けた包装紙と真鳥餅店のかんころ餅=五島市

 県立大の学生が、離島の振興策として、五島市の特産品かんころ餅の包装紙を製作した。五島に伝説が残るかっぱや特産のツバキをデザインしており、地元の真鳥餅店が採用した。同店は28日から長崎市の浜屋百貨店で開かれる「五島の観光とよか産品まつり」で新たな包装紙をまとったかんころ餅を売り込む。

 包装紙は県立大国際社会学科1年の岡本裕里子さん(20)ら11人が手掛けた。11人は離島の振興策などを探る同大の「しまなびプログラム」に参加したグループのメンバーで、昨年8、9月に福江島に滞在。かんころ餅に注目し、現地調査を踏まえ、若い視点で斬新な包装紙をデザインした。紙には「かっぱが愛したかんころもち」などと書いてPRしている。

 包装紙を学内の発表だけで終わらせず現地の業者に使ってもらおうと真鳥餅店に依頼。その意欲に眞鳥浩次店長(31)も「面白そう」と呼応した。今月再び来島した岡本さんらと協議して、よか産品まつりでの販売が決定。島の事業者にとって島外での催事は稼ぎ時で、今回は200グラムの商品には通常の包装紙を一切使わず、学生の包装紙だけで勝負する。

 まつりの後も通常の包装紙と併せて使う予定。眞鳥店長は「まずはまつりで3千本売って学生の思いに応えたい」と意気込み、売り子として参加する岡本さんは「お客さんの反応を見るのが楽しみ」と話す。まつりは3月6日まで。




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