麦焼酎「五島椿」が完成 – 長崎新聞



ツバキの酵母を使って完成した麦焼酎「五島椿」=五島市役所
ツバキの酵母を使って完成した麦焼酎「五島椿」=五島市役所

 長崎県五島市で、自生するヤブツバキの花から採取した酵母を使った新たな麦焼酎「五島椿」が完成した。華やかな香りやコクなどが特徴。製造元の五島列島酒造(同市)の三崎清一郎社長らが16日、市役所で野口市太郎市長に報告した。

 酵母は2013年、同市商工会(立石光徳会長)が専門家の協力を得て採取に成功し、「五島つばき酵母」と命名。島内の民間企業にも活用を勧め、これまでに清酒やワインも発売されているが、焼酎は初めて。

 「五島椿」は、同社の看板焼酎「五島麦」「五島芋」に続く商品をつくろうと企画。同商工会から仕入れた酵母と地元産の大麦、米を原料に、昨年夏から仕込んで今月完成した。商品の容量は500ミリリットルでアルコール度数23度。1本1100円(税別)で福江港や福江空港、酒屋など市内限定で計2500本を販売している。消費者らの反応を見ながら年々製造量を増やしていきたい考え。

 三崎社長と同社杜氏(とうじ)の谷川友和さん、立石会長が来庁。酵母が麦などの原料の香りを一層引き立たせるといい、試飲した野口市長は「これまでの麦焼酎とは違った香りで飲みやすい」と高評価した。透明の瓶やデザインも気に入った様子で「島内に広く浸透させて販路拡大できるように協力していきたい」と述べた。

 三崎社長は「コンパクトなサイズなので、お土産品としてもお薦め」と話し、立石会長は「他にも酵母を使った魚醤(ぎょしょう)やパンの新開発も進めている。ぜひ楽しみにしていてほしい」と笑顔を見せた。

【編注】

三崎清一郎社長の崎は、崎の大が立の下の横棒なし

立石光徳会長の徳は、徳のツクリの心の上に一




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