【ドキュメント永田町】籠池氏VS官邸の全真相 野党は籠池氏の攪乱戦術に乗った!? 関係者が疑問視する動機 (1/3ページ) – ZAKZAK





 野党は、攪乱(かくらん)戦術に乗せられたのか−。学校法人「森友学園」(大阪市)の籠池(かごいけ)泰典理事長に対する証人喚問が23日、衆参両院の予算委員会で実施される。安倍晋三首相側による「100万円寄付」の真偽や、国有地払い下げや小学校認可に政治家の関与があったのかなどが焦点だ。籠池氏側が公開した不可解な口座振替受領書と、野党が警戒する「第2の偽メール事件」の教訓。ジャーナリストの山口敬之氏による緊急リポート。 

 「俺が寄付したって言い始めたの? 口利きで政治家がカネをもらうという事件は聞いたことがあるが、それじゃ話が逆じゃない?」

 安倍首相は、籠池氏が16日、大阪府豊中市の小学校用地に視察に訪れた参院予算委員会の理事の前で、「ご意思の中には安倍首相の寄付金が入っていることを伝達します」と絶叫した後、周囲にこう漏らしたという。

 そもそも、安倍首相は寄付自体を完全否定しているが、選挙区外の寄付に違法性はない。籠池氏がどういう意図で唐突な主張を始めたのか、真意が分からなかったのだ。

 安倍首相は当時、19日からの欧州訪問の準備に忙殺されていた。ドナルド・トランプ米大統領との「戦略的蜜月関係」に舵を切っている安倍首相にとって、移民政策や通商政策で対立の構図が深刻化しつつある米欧のバランスをどう取るかという、難しい課題を背負った外遊だからだ。

 「森友学園」問題対応は、安倍首相の外遊準備がおろそかにならないよう、官邸の一部で粛々と進められている。

 集まってきた情報の中で、最初に官邸関係者の目を引いたのは、2015年の月刊誌「致知」(致知出版社)4月号に掲載された対談だった。籠池氏は、山口県防府市の松浦正人市長と教育について語り合う中で、以下のように述べていた。

 「安倍総理には当園に足を運んでいただいた事もあり…」

 安倍首相は、籠池氏が大阪市淀川区で運営する塚本幼稚園を訪問した事実はない。これ以外にも、籠池氏側は「愛知県の中学校への推薦枠」や「小学校の総建設費」「経歴」など、虚偽報告や間違いを重ねていた。

 どうして、籠池氏側はすぐ分かるウソをつくのか。




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