金属粉で成形 3Dプリンター 松浦機械製作所 – 日本経済新聞



 工作機械メーカーの松浦機械製作所(福井市)は金属粉末で成形する金属光造形と切削加工を組み合わせた金属3D(3次元)プリンターの新型機種を開発し、受注活動を始めた。同社の従来機種に比べて加工時間がほぼ半分になるのが特徴だ。複雑な形の金型や航空機部品などの加工向けに売り込む。

 光造形によってできた工作物の表面を切削加工で仕上げる。最大で縦横256ミリメートル、高さ185ミリメートルの工作物に対応する。金属粉末を敷くスピードを上げ、1時間あたり14ccの造形ができる。工具を工夫し、切削時間も短縮した。価格は7037万2800円。月2台の販売を目指す。

 同社は昨年6月、高速造形ができる大型金属部品向けの金属3Dプリンターを開発。そのノウハウを応用した。全自動で粉末の供給、回収、再利用ができるシステムなどがオプションで選択できる。

 同社は主力のマシニングセンターの技術を応用し、2002年に金属3Dプリンターを開発した。16年12月期の3Dプリンターの売上高は約7億円。高速化など市場に対応した製品開発を通じて、20年12月期に40億円を目指す。




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