九電、CB発行で1500億円調達 火力建設費など – 日本経済新聞



 九州電力は14日、ユーロ円建ての新株予約権付社債(転換社債=CB)を発行し、1500億円を調達すると発表した。同社のCB発行は1986年以来31年ぶり。調達資金は2019年に稼働を予定する石炭火力の松浦発電所2号機(長崎県松浦市)の建設費用などに充てる。同社のCBによる調達額としては過去最大となる。

 CBは利息のないゼロ・クーポン債で、払込日は3月30日(ロンドン時間)。満期は20年と22年の2本で、発行額はそれぞれ750億円。

 1500億円のうち900億円は最新鋭の石炭火力である松浦2号機の建設費用に振り向ける。このほか、インドネシアで世界最大級の地熱発電「サルーラ地熱発電所」のプロジェクト資金の一部に100億円、残りの500億円は4月と6月に期限を迎える社債の償還資金の一部に充てる。

 九電は電力小売りの全面自由化にともない成長に向け攻めの資金が必要という。低コストで資金を調達して将来の財務基盤の改善につなげる。




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