90年前の平戸の人形と対面 – 長崎新聞



森さん(左)から「エレン・C」の紹介を受ける宮崎教授=長崎市茂里町、長崎新聞社
森さん(左)から「エレン・C」の紹介を受ける宮崎教授=長崎市茂里町、長崎新聞社

 日米親善人形交流90周年記念の展示会を10月に米国で開く準備を進めている米コーネル大の宮崎広和教授(49)が16日、90年前に平戸市立平戸幼稚園へ贈られた人形「エレン・C」と長崎市で対面。人形に込められた思いが今も園児に伝えられていることを「素晴らしい」とたたえた。

 宮崎教授は人形を通じた交流の歴史を記録集にまとめるための取材で、1月に続き長崎市を訪れた。このことを事前に長崎親善人形の会「瓊子(たまこ)の会」から聞いた同園の元教諭、森美智子さん(58)がエレン・Cを持参した。

 日本へ贈られた人形を初めて見たという宮崎教授は傷みが見られる人形をいとおしそうに見つめ、エレン・Cとの接し方を森さんに質問。玄関に飾り園児が日常的に声を掛けていることや、90年前の寄贈に込められた意味を園児に教えていることを聞き、「ガラスケースに入れるだけでなく、子どもたちに平和の大切さを伝えていることがとても印象に残った」と話した。




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