医師同乗救急車あす運用へ – 長崎新聞



医師が迅速に診断、応急措置をして傷病者役の男性を搬送するEMTACの訓練=大村市、国立病院機構長崎医療センター
医師が迅速に診断、応急措置をして傷病者役の男性を搬送するEMTACの訓練=大村市、国立病院機構長崎医療センター

 県央地域広域市町村圏組合と国立病院機構長崎医療センター(大村市久原2丁目)は、救急出動の際、必要に応じて同センターの医師、看護師が救急車に同乗する医師同乗救急自動車(EMTAC(エムタック))の運用を3月1日に始める。運用は午前8時半〜午後5時で、大村市と諫早市の一部を中心に出動。悪天候でドクターヘリが運航できない場合なども対応し、救命率向上などにつなげる。

 同組合によると、専用車で医師らが現場に急行するドクターカーと違い、EMTACは実働の救急車に同乗するシステムで、全国でも運用は初めて。

 傷病者が急性心筋梗塞や脳疾患など一刻を争う場合、同組合消防本部通信指令課が同センターへホットラインで同乗要請。センター敷地内にある大村消防署久原分署の救急車に、常駐医師らが必要な医療機器を持って乗り込み、現場到着時から救命に当たるという。

 同センターで27日、協定調印式があり、同組合管理者の宮本明雄諫早市長と同センターの江崎宏典院長が協定を交わした。宮本市長は「さらなる安心が得られる」、江崎院長は「救急医療の充実に意義深い」とそれぞれあいさつした。

 EMTACの出動訓練もあり、医師が胸の痛みを訴える傷病者を心筋梗塞の可能性が高いと判断。病院到着までの限られた時間に、迅速な応急処置をする訓練に臨んだ。

【編注】江崎の崎は、大が立の下の横棒なし




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