「青い目の人形」姉妹公開 – 長崎新聞



グレース・エッサ(右)とリトル・メリーを眺める子どもたち=島原城観光復興記念館
グレース・エッサ(右)とリトル・メリーを眺める子どもたち=島原城観光復興記念館

 90年前、日米友好の願いを込めて米国から贈られ、島原市と愛知県幸田町に現存する2体の「青い目の人形」が「姉妹」になったことを記念する企画展が18日、島原市城内1丁目の島原城観光復興記念館で始まった。幸田町の「グレース・エッサ」が初めて島原市で公開され、同市立第一小の「リトル・メリー」とともに平和の大切さを訴えている。4月9日まで。

 島原市と幸田町は2014年に友好交流協定を締結。双方に青い目の人形が現存することが分かった。2月、青い目の人形の歴史と意義を子どもらに伝える活動に取り組む島原親善人形の会(大隅謙一郎代表)や島原市の関係者らがリトル・メリーと幸田町を訪問。グレース・エッサを保管する町立幸田小で、人形同士が姉妹縁組する式典に参加した。

 リトル・メリーの企画展は同人形の会が毎春開催。今年はグレース・エッサを展示し、90年前の交流から戦争を経て現代に至るまでの歴史を写真や新聞などで紹介している。開会式では同市立第一小6年の船戸彩椰さん(12)が「2体の人形が平和と友好のメッセージを送り続け、平和な世の中が続くことを願う」とあいさつ。地元の小学生や幼児の合唱が花を添えた。

 19日は人形を囲んでの茶会や紙芝居上演などがある。




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