シベリア抑留資料など展示 舞鶴引揚記念館の巡回展 26日まで [長崎県 … – 西日本新聞



 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産でシベリア抑留資料などを集めた「舞鶴引揚(ひきあげ)記念館」(京都府舞鶴市)の全国巡回展が、佐世保市島瀬町の島瀬美術センターで開かれている。26日まで。入場無料。

 同記念館を運営する舞鶴市には1945~58年、シベリア抑留者を中心に約66万人が引き揚げてきた舞鶴港がある。両市が旧軍港のまちとして日本遺産の認定を昨年受け、引き揚げ港という共通の歴史も併せ持つことから、巡回展開催が決まった。

 会場には、同記念館所有の抑留資料570点のうち、抑留体験者の絵画や日誌など53点(レプリカ)を展示している。注目資料は抑留体験者が紙の代用にしたシラカバの皮に日々の生活や心情をつづった「白樺(しらかば)日誌」。ペンは空き缶の先をとがらせ、煙突のすすを溶いた水をインクの代わりにして約10センチ四方の皮に細かい字で和歌などをしたためている。抑留生活の絵もあり、来館者は過酷な抑留の歴史に鑑みながら平和の大切さをかみしめていた。

 佐世保市出身の漫画家、故高井研一郎氏の引き揚げ体験を描いた絵や、佐世保港の引き揚げ拠点=浦頭(うらがしら)地区=の関連資料も展示されている。

=2017/03/22付 西日本新聞朝刊=

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