佐世保市交通局黒字見通し – 長崎新聞



市営バス車両に導入が進む液晶運賃表示器(佐世保市交通局提供)
市営バス車両に導入が進む液晶運賃表示器(佐世保市交通局提供)

 定例佐世保市議会は16日、総務、都市整備、文教厚生、企業経済の各常任委員会を続行。市営バスを運行する市交通局は企業経済委で、2016年度交通事業の決算見込みが純利益約6400万円の黒字見通しと明らかにした。路線バス事業は約3500万円の赤字見通しだが、黒字見通しの貸し切りバス事業や駐車場事業でカバーした格好。

 単年度黒字は2カ年連続。路線バス事業も約20年ぶりの運賃引き上げの効果や原油安による燃料費減などで前年度より赤字幅を約5千万円圧縮できるとみている。

 17年度当初予算案は、路線バスが燃料費の上昇なども織り込んで約8900万円の赤字見通しだが、交通事業全体で約690万円の黒字を見込む。乗客の利便性や安全性の向上に向け▽運賃が見やすい液晶運賃表示器の導入(42台分、約1100万円)▽運行時の映像や運行記録を自動的に記録するドライブレコーダーの導入(49台分、約1300万円)▽中古の中型バス購入(9台分、約4500万円)−を計画する。

 市は18年度末に交通局を廃止し、子会社のさせぼバスと西肥自動車(西肥バス)の2社体制への再編を目指す方針。田崎勉局長は現有車両の取り扱いなど4月以降に具体的な協議に入るとした上で「最後まで市民の足を維持する立場でさらなる努力をする」と述べた。

 委員からはクルーズ需要の高まりを踏まえ、貸し切りバス事業の営業強化を求める声が上がった。

【編注】田崎勉局長の崎は、崎の大が立の下の横棒なし




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