日本コミュニケーション学会九州支部大会 平和や被爆体験の継承語る(長崎新聞)



 「記憶の継承」をテーマにした日本コミュニケーション学会九州支部(支部長・池田理知子国際基督教大教授)の大会が23日、長崎市文教町の江角記念館であり、被爆者の体験を語り継いでいる長崎純心大1年の松野世菜さん(19)らが意見発表した。

 松野さんは、被爆体験の語り部を育てる長崎市の事業に参加。被爆者の山脇佳朗さんから約1年かけて聞き取り、今年6月から県内外で学生向けに語っている。

 松野さんは意見発表で、被爆者が高齢化する現状に触れ「私たち若者が被爆者から直接、体験を聞ける最後の世代」と強調。「市外では平和や戦争に関心がない人も多い。この活動を通じて原爆を広く発信したい」と意気込みを語った。

 純心女子高非常勤講師の新海智広さん(61)と、被爆遺構などをガイドする「平和案内人」の田代雅美さん(66)も平和教育などについて意見を述べた。

 同学会はコミュニケーション分野を研究する教授やジャーナリストらで構成。九州支部大会の県内開催は2013年以来5回目。

長崎新聞社



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