佐世保・五番街でビブリオバトル お勧めの1冊 5人が紹介(長崎新聞)



 一押しの本の魅力を主張し合う「ビブリオバトル」(佐世保市立図書館主催)が9日、長崎県佐世保市新港町のさせぼ五番街で開かれた。小学生や親子での出場など、5人のバトラー(発表者)がお薦めの1冊を紹介し買い物客らを楽しませた。

 ビブリオバトルは6回目。読書をしない人に本を手に取ってもらえるよう、初めて図書館外で開いた。バトラーは5分以内に登場人物やあらすじを説明。聴衆は読みたいと思った本に投票した。

 市立広田小5年の谷口大和君(11)は、父親の真一郎さん(42)と“親子対決”。谷口君は小説「ぼくたちのリアル」について「考えれば考えるほど感動し、進化していく本」と紹介。真一郎さんは「ドキュメント宇宙飛行士選抜試験」を取り上げ、「困難な場面でも他人を思いやり、言動で人を動かせる力を身に付けてほしい」と訴えた。

 最多票の「チャンプ本」に選ばれた真一郎さんは「息子や家族に、本が持つメッセージを伝えたかった。自分がいいと感じたものは、多くの人に読んでもらいたい」。谷口君は「お父さんに負けたくなかったが緊張してしまった。少しでも近づけるよう、頑張りたい」とリベンジを誓った。

 最年少の市立早岐小5年の今野光さん(10)は大人に引けを取らず、「準チャンプ本」に選ばれた。「面白さと楽しさを伝えることができた」と納得した表情を見せた。青雲中1年の山禄(さんろく)凛多郎さん(12)は、バトルを見るために諫早市から家族で訪れた。「年下の子が、はきはきと発表していて、すごかった。自分も出場してみたい」と話した。

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