出島交流の架け橋 秋篠宮ご夫妻渡り初め



 江戸時代の鎖国期に海外との唯一の交易拠点とされた出島(長崎市)の玄関口と対岸を約130年ぶりに結ぶ「出島表門橋」の完成記念式典が24日開かれ、秋篠宮ご夫妻のほか、ゆかり深いオランダの王室からローレンティン妃が出席されて橋の渡り初めをされた。

 出島は、ポルトガル人の居留地として幕府が1636(寛永13)年、長崎の町人に築造させた扇形の人工島で、その後、日蘭貿易の拠点となった。かつて中央部には長さ4・5メートルの石橋があったが開国で出島が役割を終えると周囲の埋め立てが進み、石橋も撤去された。1951年から長崎市が主体となって復元事業を進めている。

 国指定史跡「出島和蘭(オランダ)商館跡」の対岸で行われた式典には約800人が出席。秋篠宮さまは「当時と同じく橋を渡って出島に出入りすることができるようになるという記念すべき日を迎えました」と述べられ、ローレンティン妃は「私たちの先祖の足跡をたどって平和で明るい未来に向かって橋を一緒に渡りましょう」と日本語であいさつした。一般客の利用は25日から。

=2017/11/25付 西日本新聞朝刊=

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